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大富共催日中友好祈念公演「西域流光」 ~中国琵琶と日本の大鼓―音楽を通した日中交流が実現~
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大富共催日中友好祈念公演「西域流光」 ~中国琵琶と日本の大鼓―音楽を通した日中交流が実現~

真冬には珍しい穏やかで暖かな気候に恵まれた12月18日夕刻、大富共催による日中友好祈念公演「西域流光」が、東京都大田区の池上本門寺本殿で開催され、400人に上る観客は、美しい琵琶の調べと大鼓の澄んだ音色に酔いしれた。

2017年は日中国交正常化45周年、続く2018年は日中平和友好条約締結40周年、と日中交流における節目の時を前に、相互交流の機運を一層高めようと企画されたコンサート「西域流光」(主催:中国北京市文化局、「西域流光」実行委員会、共催:株式会社大富、東京華助中心)―中国からは「琵琶の皇后」との誉れ高い有名琵琶演奏家・章紅艶が、日本からは能楽囃子大倉流大鼓、重要無形文化財総合認定保持者である大倉正之助が出演。ともにシルクロードを起源とする日中二つの伝統楽器によるコラボレーションを通して、時空を超えた音楽による文化交流がここに実現した。

演奏曲は、「常若」「天山の春」「楽舞図」「文殊獅子」など全6曲。この公演のタイトルにもなっているオリジナル曲「西域流光」では、能楽の独特な世界観と琵琶の美しい調べが共鳴し合う。古典中の古典筝曲「十面埋伏」では、客席に複数名の伴奏者を配置させ、奏者と観客、大鼓や笛などが一体となって醸し出すリアリティあふれる迫力ある演出が登場し、客席は大いに盛り上がり、演奏終了後も拍手が鳴りやむことはなかった。

実はこの公演、今年11月に中国北京の中山音楽堂でも開催され、大盛況を博している。日中音楽家による文化交流を通して、二つの伝統楽器が再び出会い、そして未来へと受け継がれていく―演者も観客も、こうした日中友好交流が末永く続くことを祈念しながら、名残を惜しみつつ、夜の帳が下りた池上本門寺を後にした。

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