訪日中国観光客をターゲットにした広告事業および
幅広いインバウンドマーケティング事業を推進
中華人民共和国の国営テレビ放送局であるCCTV(中国中央電視台)の番組を日本国内で独占配信する株式会社大富(本社:東京都中央区、代表取締役社長:張麗玲、以下「大富」)は、幅広いマーケティングソリューションを提供する株式会社CDG(本社:大阪市北区、代表取締役社長:大平孝、以下「CDG」)と、優先的な販売代理店契約を締結し、2017年9月1日より、大富の「中国テレビ★CCTV大富チャンネル」の広告放送枠の運営をCDGが行うことになりました。
この契約締結により、大富とCDGは、「中国テレビ★CCTV大富チャンネル」を活用した広告事業を協力して進めるだけでなく、中国におけるCCTVの圧倒的な認知やブランド力を生かして、訪日中国人を対象としたインバウンドマーケティングに関わる幅広い事業を共同して行っていく予定です。
訪日外客数は、2016年に前年比21.8%の約2,404万人を記録し、その中でも中国からの訪日は前年比27.6%増の637万人を数えるまでになっています*1。2017年に入ってからも、その数は全体的に増加傾向を示しており、中国人の方々を中心としたインバウンド市場は、2020年までにさらに拡大すると予想されています。
「中国テレビ★CCTV大富チャンネル」は、現在、スカパー!、スカパー!光、スカパー!オンデマンド、ひかりTV、eo光テレビ、J:COMの主要なCS放送・ケーブルテレビで配信されており、主な視聴者は、在日、および観光や日中ビジネス・交流を目的とした訪日の中国人の方々です。訪日の際の滞在先となりうるホテル・旅館だけでも全国430軒以上、部屋数では約113,000室で視聴可能となっており*2、その広告枠は、インバウンドマーケティングの場として大きな可能性を期待することができます。
CDGとの販売代理店契約および協働事業の開始により、大富は、インバウンド市場に関心の高い国内の企業に向けた、「中国テレビ★CCTV大富チャンネル」の広告枠の運営・販売などを本格化させます。 また、TV広告枠に限らず、CDGが強みとする売り場づくり、キャンペーン、告知、運営システム、Web活用などのプロモーション関連サービスと連携し、TV広告、オンライン、店頭プロモーション、イベントなどを融合させた効果的なインバウンドマーケティングソリューションの提供を共同で進めてまいります。
さらに、この協働事業が、訪日中国人に、商品、サービス、地域、文化などまだ見ぬ日本の様々な魅力を伝える役割を担い、日中の懸け橋となることを目指します。
CDGの代表取締役社長である大平孝氏は、今回の協働事業開始について以下のようにコメントしています。「CDGはこれまで主にプロモーションの分野で、消費者と店頭をつなぐ幅広いサービスを提供してきました。最近では、そこにスマホをはじめとするデジタルでのコミュニケーションを積極的に取り入れており、インバウンドマーケティングの分野でも新しい取り組みを進めてきました。今回、大富様と契約を結べたことで、特に訪日中国人の皆様を対象としたインバウンドマーケティングにおいて、テレビという媒体を組み込んだトータルソリューションをご提供できるようになります。訪日中国人の方々にとって重要な情報源であるCCTV大富様を通じて放映されるTVCMと連動した店頭プロモーションやWebマーケティングをサービスとして確立するなど、両社の協働関係を活かしたインバウンドマーケティングのロールモデルの構築を目指していきたいと考えています」
大富の代表取締役社長である張麗玲は、次のようにコメントしています。「大富は日中友好の一翼を担うことを目指し、株主の賛同を頂いて設立した会社です。近年多くの訪日中国人の方から、中国テレビ★CCTV大富チャンネルを見たという声を聞くたびに、このチャンネルがもっと中国と日本、日本企業とをつなぐ懸け橋になればと願ってきました。今回、その懸け橋を築く強力なパートナーとして、我々がCDG様と契約を結べたことを大変うれしく思っています。日本でのショッピングに関心の高い訪日中国人観光客は、情報収集にも非常に積極的です。中国の方になじみのあるCCTVを通じた情報発信で、多くの企業が効果的なインバウンドマーケティングを実現できるよう、CDG様と様々な協力を行っていきたいと考えています。」
*1) 日本政府観光局 2017年1月17日発表の訪日外客数推計値に基づきます。
*2)2017年7月末現在
本件に関するお問い合わせ
株式会社大富 広報担当 江島 Tel:03-3547-3727 Mail: このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にしてください
株式会社CDGについて
店頭からオンラインまでをつなぐプロモ-ショナル・マーケティングの企画立案・実施をはじめ、クライアント企業の営業促進に向けた幅広い販促ソリューションサービスを提供。消費者起点で立案・実施する効果の高いソリューションは、各業界のトップブランドを含む25業種以上の企業に導入いただいている。1974年大阪で創業、2017年3月度連結売上高11,251百万円、グループ従業員数209名(2017年3月末現在)。大阪本社とともに、千代田区有楽町に東京本社を構える。東証一部上場。公式ホームページはhttps://www.cdg.co.jp
株式会社大富について
1998年7月1日、メディアを通じて日中の相互理解と友好を促進させるという主旨のもとCCTVの番組を日本国内で配信する会社として設立。CCTVの他、中華人民共和国香港特別行政区を拠点とする民間衛星テレビ局フェニックステレビ(鳳凰衛視)の番組の日本での同時放送チャンネルも提供している。
番組制作、広告制作、契約視聴者向け中国語新聞『大富報』の発行、日中文化交流事業なども行っている。
公式ホームページは http://www.cctvdf.com/
中国テレビ★CCTV大富について
中華人民共和国の国家テレビ放送局であるCCTV(中国中央電視台)の番組を日本国内で独占配信する総合チャンネル。24時間放送する日本初の中国語テレビチャンネルとして1998年に配信が始まり、現在、スカパー!、スカパー!光、スカパー!オンデマンド、ひかりTV、eo光テレビ、J:COMの国内主要なCS放送・ケーブルテレビで配信されている。番組は、ニュース、社会、教育、文化、娯楽、情報、サービスなど多岐にわたる。2012年1月からは、日中二カ国語放送を開始し、生放送のニュース番組では日本語同時通訳、生放送以外の番組では全て日本語字幕をつけている。CCTVの中国国外放送チャンネルとして唯一「CCTV」の名称使用を認可されている。