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ウシオ奨学生旅立ちのとき ―2022年度卒業生を送る会―
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ウシオ奨学生旅立ちのとき ―2022年度卒業生を送る会―

穏やかな春晴れとなった3月14日、ウシオ財団の奨学生も旅立ちの季節を迎えました。今年度の卒業生は日本人奨学生含め全27名―うち6名は大富の推薦を経て奨学生となった中国人留学生です。

コロナ禍の影響で3年半ぶりに開催された2022年度ウシオ奨学生の「卒業生を送る会」会場には、40名あまりの卒業生、在校生がともに集い、新たな門出を祝いました。今年の中国人卒業生(大富推薦)は、施君菲(京都大学)、邵志程(京都大学)、呂卓楊(東京工業大学)、袁歆(大阪大学)、孟源(東北大学)、劉嘉勇(名古屋大学)の6名です。
式典の冒頭、挨拶に立った公益財団法人ウシオ財団理事長・牛尾志朗氏は、「皆様が一生懸命勉強した成果を社会に貢献していくことがウシオ奨学金の返済となります。母国と日本の懸け橋として活躍して欲しい。皆様引き続き、向上心と好奇心を持ってこれからも大いに活躍して欲しい」と話しました。その後、ウシオ電機株式会社代表取締役社長・内藤宏治氏がご挨拶に立ち、「ウシオ奨学金の支給を通じて世界を担う人材の育成に寄与する事、諸外国との交流と相互理解を推進する事が目的です。皆様も出会いやご縁を大切に各方面での更なるご活躍を祈念しております」と卒業する奨学生らを激励しました。
このあと、卒業生一人一人へ証書と記念品が贈呈され、卒業生もそれぞれ短いスピーチの中で財団への感謝の気持ちや、今後の目標などを述べました。式典終了後に開かれた懇親会では、ウシオ財団の理事を務める株式会社大富代表取締役社長・張麗玲が挨拶し、「不安定な世界情勢の中でも、皆様が学業に打ち込めるのは、ウシオ財団のおかげであり、大変恵まれていること。皆様が学んだことを生かしながら、グローバルに活躍し、社会貢献していくことが、ウシオ財団への恩返しになります。皆様の益々のご発展をお祈り申し上げます。」と話した。その後、打ち解けた雰囲気の中、財団関係者、卒業生、在校生がともに語り合い、談笑し、楽しいひと時を過ごしました。

ウシオ電機株式会社創立30周年を記念して、1994年に設立された公益財団法人ウシオ財団(旧称:ウシオ育英文化財団)は、長年にわたり優秀な日本人学生等へ奨学金を給付してきました。ウシオ財団設立者で、ウシオ電機株式会社創業者・名誉相談役の牛尾治郎氏が、かつて大富社長張麗玲の企画・制作したドキュメンタリーシリーズの一つ、「私の太陽」をご覧になったことがきっかけで、募集枠が中国人留学生へも拡大され、中国人奨学生の選考業務(特別枠)が大富へ委託されることになったのは2002年のこと。それ以来現在に至るまでの十数年にわたり、既に総勢107名の中国人留学生が、大富の推薦を経たウシオ奨学生として、日本での充実した留学生活を送ってきました。

2023年度も3月下旬より、株式会社大富が選考窓口となり、中国人留学生を対象とした奨学生募集が始まります。今年度も厳正な審査を経て最終選考に残った留学生6名が財団へ推薦される予定で、ウシオ財団の最終選考で選ばれた奨学生には、正規の最短終業年限の終期まで、毎月12万円の奨学金が給付されます。

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