2025年度ウシオ財団奨学生「合格を祝う会」が開催されました。今年度も株式会社大富の推薦を経て、中国人留学生7名が晴れてウシオ奨学生に選ばれました。
8月8日、2025年度ウシオ財団奨学金合格授与式が、東京で行われました。式典には、公益財団法人ウシオ財団理事長の牛尾志朗氏及びウシオ財団理事らが出席しました。
本年度も一次、二次、三次におよぶ厳正な審査を経て、大富からウシオ財団へ推薦された候補者は7名。このうち最終的に2025年度ウシオ奨学生として採用された中国人留学生は、耿沛涵(東京大学博士2年)、賀智愷(京都大学博士2年)、范文瓊(東北大学博士1年)、李昀芮(東京科学大学修士1年)、黄蘭清(京都大学修士1年)、朱媛媛(名古屋大学修士1年)、李澤博(大阪大学修士1年)の7名。
式典では、同財団理事長の牛尾志朗氏が挨拶を述べました。牛尾理事長は、ウシオ財団の設立趣旨を話し、「この奨学金は返済の必要はございません。奨学金を活かして学び、社会に貢献することが奨学金の返済だと思って頑張って頂きたい。学生時代には何事にもチャレンジ精神と好奇心を持って感性を磨いて頂き、将来は日本と世界の架け橋として活躍されることを願っています。」と学生を激励しました。続いて壇上に上がったウシオ財団の母体であるウシオ電機株式会社 代表取締役社長朝日崇文氏は、ウシオ電機の紹介をしたのち、「奨学生同士、ご来賓の方々と交流する有意義な買いになることを願っています。皆様の今後のご活躍とご健勝を祈念いたします」と祝辞を述べました。
その後、学生は一人一人、あいさつに立ち、自己紹介や自身の研究分野などを話し、ウシオ財団へ感謝の意を述べました。
続いて行われた懇親会では、国立高等専門学校機構 理事 梶山正司氏が挨拶に立ち、「世の中は変わっていく中で、社会に出て一番重要なことは、“軸”を持っているということ。皆さんすでに研究を通して論理的な軸は持っていると思う。併せて趣味や社会に対する見方などの軸も持っていただいて、より豊かにしていってほしい。ウシオ財団のご支援を受けて、研究も含めいろんな体験をし、軸を広げて、社会に貢献していってほしい」と奨学生を激励し、乾杯の挨拶を述べました。懇親会では奨学生たちは楽しい雰囲気の中、お互いに交流をした。
ウシオ財団の依頼を受け、大富が中国人留学生の選考窓口業務を開始したのは、2002年。ウシオ財団及びウシオ電機株式会社の創設者である故・牛尾治朗氏が、張麗玲企画制作のドキュメンタリー「私の太陽」に感動し、苦学生の多い中国人留学生にも奨学金応募の門戸を開いたのがきっかけだった。今年度採用の7名を含め、これまでに大富の選考を経てウシオ奨学生に選ばれた中国人留学生は計127名。現在、13名(大富経由の奨学生、今年度生含む)の中国人留学生が、月々12万円(年間144万円)のウシオ奨学金の恩恵の下、日々勉学に励んでいる。

